一戸建ての家を建てることを決め、ある問題を抱えている夫婦がいます。
今回は、こんなお悩みにお答えします。
せっかくお家を建てるなら、家族で鍋を囲んだり、お友達を呼んでホームパーティーをしたい。
でも、鍋やホットプレートをつかう時、ガスコンロを用意したり、延長コードを使うのは面倒。
そんな方向けに、『一戸建てに是非つけたい床用コンセント』についてご紹介します。
この記事をお読みいただければ、あなたのお家にピッタリ、『床用コンセント』のベストなつけ方をマスターいただけます。
では早速ご説明していきますね。
ダイニングテーブルを置く位置をきめておく
椅子に引っかからない場所にする
『床用コンセント』をつけるのであれば、絶対に椅子の邪魔になってはなりません。
コンセントの上に椅子の足がのってしまうと、いすのバランスが崩れ危険だからです。
例えば、
【危険な例】
椅子の足1本がコンセントの上に乗る
↓
いすに座っていた人がひっくり返って頭を打つ。
車いすの車輪がコンセントの上に乗る
↓
タイヤが滑ってしまうかもしれません。
コードが届く位置にする
せっかく床用コンセントをつけるのなら、コードがちょうど良い感じに使える位置が望ましいです。
コンセントの位置がいまいちで、コードをひっぱりすぎてもたわみ過ぎても危険だからです。実際に例を見てみましょう。
コンセントをひっぱり過ぎています。この状態ですと、コンセントをつないだ家電を少し動かしただけでもコンセントが抜けてしまいます。
つづいてたわみ過ぎの場合です。コンセントの位置に対して、コードが長すぎます。
こういう状態だと誰もがコードに足を引っかけやすくなりますよね。非常に危険です。
次のような対処法があります。
ピンと張りすぎより、すこし余裕があります。これぐらいですと、鍋パーティーをした時に鍋が少しズレても何とかひっくり返らずに済みます。
一番望ましい使い方は、下の図のような場所です。
床用コンセントの使い方
使わないときはフタを閉める
床用コンセントは、壁付きコンセントと違い使わない時はフタをできるのが良いところ。
例えば
・フタがないとすると、コンセント差込口に埃が溜まって感電してしまう危険もあります。
・フタができることで見栄えも良くなります。
床用セントのフタは、ただしまうだけではないのです。
次のような工夫が隠されているんです。
つかう時はワンタッチで開ける
床用コンセント開けるのはとても簡単。
使いたい時は、オープンボタンをポンと押せばすぐに開けられます。
ただし一つを気をつけておかなければならないことがあります。
小さいお子さんがいるご家庭の場合です。
お子さんがいちどボタンを押せば開くと言うことを覚えてしまうと、何度も繰り返し開閉する可能性があります。
もちろん本人は悪気がなく楽しんで開閉していると思います。
しかし、あくまでもコンセントには変わりは無いので、異物を入れて感電してしまうなどの事態は防がなければなりません。
しっかり、配慮していれば事故は起きません。
床用コンセントの種類
Panasonic製がメジャー
『床用コンセント』を探してみると、主にPanasonic製のものが出てきます。
主流なのは、『F型アップコン』というタイプです。差込口が二口あります。
さらに、PCまわりの環境も整えたいという場合は、『マルチフロアコンスクエア』というタイプがおすすめです。
電源、映像、電話、LANの口がついていますのでPCまわりのこともこと足りてしまいます。
床用コンセントの金額は5,000円弱
『F型アップコン』であれば金額は5,000円弱(設置工費は除く)です。
『マルチフロアコンスクエア』は10,000円強です。
ご参考まで、壁付コンセントは1か所あたり3,000円前後です。
床用コンセントをお家の中に複数箇所つける方は少ないと思いますので、住宅建設費用全体からみると大きな負担にはならないはずです。
床用コンセントのカラーは4色
床用コンセントの色は床材に近い色でつくられています。
バーチとは、カバノキ科の広葉樹のことです。床材としてよく使われる種類の樹木です。
オークとは、ブナ科ナラ属の樹木のことです。固くて木目がきれいなので床材として人気があります。
我が家は、床の色に合わせてブラウン(ナチュラルバーチ)を選びました。
床材が明るめだったので、アイボリーでもよかったかなと少し後悔しています。
ご参考まで、我が家の床材はEIDAIのアッシュ・クリア です。
床用コンセントのまとめ
ここまで『床用コンセント』についてご説明してきました。
簡単にまとめておきます。
・椅子の種類、配置を確認
・ダイニングテーブルの長い辺の下にする
・使わない時はフタを閉める
・開ける時はワンタッチ
・お子様が触れないように注意
・Panasonicのモノが主流
・コンセントのみ、LAN口付き、の2種 がある
・金額は5,000円弱、LAN口付きは10,000円強
・カラーは4色
ちなみに、床用コンセントのように、施主(お家を建てる私たち)側のニーズに合った家づくりをしてくれる会社を探すのであれば、こちらから選んでみてはいかがでしょうか。
自分に合いそうな会社をピックアップして比較した方が時間も手間もかかりません。
間取りと見積もりを無料で作成依頼することからはじめてみることをお勧めします。
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