先日、シューズインクロークのメリットってメリットについて記事を載せました。今回は引き続きシューズインクロークについてです。
シューズインクロークの間取りについて解説してまいります。
シューズインクロークを作ろうした時、2つのタイプがあることを知りました。
部屋タイプとウォークスルータイプです。
では早速それぞれの特徴についてご説明してまいります。
部屋タイプのシューズインクローク
まず、部屋タイプは簡単に申しますと靴専用部屋です。
部屋タイプの長所
- 一番奥が行き止まりなのでその壁の分多く収納を確保出来る
- 入り口が一つだけなのでそこさえ綺麗にしておけばお客様の視線は気にならない
- 入り口が一つな分靴の臭いがリビング等他の部屋へ流れ込むのを防ぎやすい
綺麗好きなタイプの人にとっては相性が良さそうですよね。
部屋タイプの短所
- 靴を選んだり置いたりしたあともう一度入り口から出る分、同じルートを通らなければならない
- 部屋なので換気する必要がある。(長靴を履く時期や夏場は換気扇をかけるなど湿気に気をつけなければならない)
部屋のメンテナンスが必要なので、まめな人でないと厳しそうです。
ウォークスルータイプのシューズインクローク
ウォークスルータイプの長所
- 入り口と出口が確保されているので大変便利な動線が出来る
- 視界が開けているので出入りするときに他の人とぶつからない
例えば外出先で食料品の買い出しに行った時の帰宅後の流れがこうなります。
帰宅→ウォークスルーで靴と上着を脱ぐ→そのままキッチンに食料品を置く という流れです。上着を一旦リビングや居室に置きに行く手間も無いので、疲れ気味の帰宅時も楽々で便利ですよね。
ウォークスルータイプの短所
- 玄関横や廊下等他の空間との繋がり部分に扉が無いので、来客時に見られてしまう可能性がある
- 廊下との扉がない分、靴の臭いが部屋に流れ込んでくる可能性がある
お片づけが苦手な方やプライベートを見られるのが気になる方は、要注意です。ちなみに私は、お片づけが苦手なのでウォークスルーにして大丈夫か心配でした。そこで、我が家では玄関からシューズインクロークへの入り口は扉を付け、シューズインクロークから廊下への入り口は扉無しにしました。廊下側の方は間取り上あまり目立たない場所でしたのでこうしました。実際住んでみて、出来るならば玄関側も扉無しなら荷物を持っている時も便利だなあと思いました。しかし、やはりお客様に見られるのは困るので、外出時だけシューズインクロークの扉だけ開けておいて、来客前は必ず閉めるようにしています。自分の家なので臨機応変に対応すれば、より快適になるものですね。
結局どちらにするのがよい?
それでは、もしお家にシューズインクロークをつけるならどちらのタイプにすれのが良いのでしょうか。こちらの記事で記載いたしましたそれぞれの特徴を元に、そのお家のタイプ別に合うシューズインクロークをまとめてみました。
部屋タイプのシューズインクローク
- お片づけが苦手な人
- 来客が多いお家
- 靴をたくさん持っている家庭
ウォークスルータイプシューズインクローク
- お片づけが苦にならない人
- お料理好きな人(買い物好きな人)
- アウトドア好きなお家(テントやリュック等持ち出しが多い家庭)
きっとあなたもどれか一つのタイプには当てはまると思います。シューズインクロークをお考えでしたらご参考にしていただけますと幸いです。またどちらのタイプをお考えにしろ、実宅をチェックいただいた方が良いと思います。ご自身にとってどちらが使い勝手がよさそうだか実感していただいてからお家を建てられた方が安心できると思います。どうぞあなたにとって使いやすい間取りが出来ますように。