新築戸建てを建てるとなったらあなたはどこにこだわりたいですか。ゆっくり足を伸ばせるようなお風呂がほしいでしょうか。大好きなお料理に没頭できるアイランドキッチンを手にいれたいでしょうか。それとも趣味の映画を大画面でみるためのシアタールームを設置してみたいでしょうか。
あなた自身が長く住むお家なので、毎日を楽しく過ごせるような間取りにしたいですよね。どのこだわりを実現するためにも共通していることがあります。まずは、広さが必要です。
しかし、実際には土地の面積が小さくて思ったよりも小さな部屋になりそうだとか、こだわりの設備を諦めざるを得ないなどありますよね。
私もそうでした。決して大きい土地ではないので、当初希望していたスタディルームを諦めかけていました。でも、どうしても譲れない部分を諦めざるを得ないのは、空間の使い方を間違えているからだけかもしれません。
実は、階段や窓、ドアの位置を工夫するだけで部屋は広く見えてくるのです。
そこで、今回はちょっとした工夫で部屋を広く見せる間取りの作り方をご紹介します。
階段の位置
もしあなたのお家を2階建て以上にする場合には必ず階段をつけますよね。その時に、階段の形状や設置場所を工夫すれば視野が開けるようになります。具体的には次のとおりです。
- 階段をスケルトンにする
- らせん階段にする
- 階段とフロアの間にドアをつけない
- 階段に光を入れる
階段をスケルトンにする
階段をスケルトンにすると、階段で視界をさえぎることがなくなります。そして、階段と部屋の境にドアを付けるのをやめれば、一体感が生まれます。床から上に向かって設置されるスケルトンの階段を見上げると自然と視線が上向き、天井が高く見える効果と奥行きが広く見える効果がうまれます。
らせん階段
筒状のらせん階段にする場合には、階段としてのスペースが最小で済みます。らせん階段は骨組みを強調するデザインなので、視覚的にも部屋の広さを遮るものにはなりにくいです。私がお家計画中に見学させていただいたデザイナーさんのお家はらせん階段をつかっていらっしゃいました。もはや階段というよりインテリアの一部になっていて、おしゃれな雰囲気を出すにも一役買っていました。
階段とフロアを一体化し光を取り入れる
階段の設置場所、階段の設置場所も広さを演出上で非常に重要です。例えば、階段をそのお家の一番北の端につけるとします。そして、階段スペースの壁には窓もなく、階段を上がりきったところにはドアがついているとします。この場合、階段スペース自然光が入りませんので非常に暗く感じますよね。更に、フロアとの境に扉を入れると階段スペースは完全に区切られてしまいます。こういう暗い狭いスペースを作らず、明るい階段にすれば空間が広くなるのです。具体的には、階段スペースに自然光が差し込むようにする、自然光が入らないならフットライトなどで奥行きを演出すると広く見せることができます。
窓の配置
窓の配置も工夫するとお部屋が広く見えます。
- 窓を片側だけでなく複数方向につける
- 光を利用して抜け感を作る
ここでは、新築戸建てでは大きく取る方が多いリビングやダイニングのことを例にしてみます。たとえば、窓の設置場所を東側だけにしたとしましょう。確かに、東側ですと朝日の光が入りますので午前中には採光が望めます。ただし、午後以降は日が傾くにつれて次第に暗くなります。では、東だけでなく北側と南側、あるいいは北側と西側に小さくても良いので窓を追加してみましょう。すると光が3方向から差し込むのでお部屋の中に抜け感がでます。抜け感がでるとその部分に空間を感じやすくなるので、必然的にお部屋は広く感じられるのです。
ドアの配置
ドアの配置次第でもまたお部屋の広さが変わってきます。
- ドアの枚数は最低限にする
- ドアを減らすとコストダウンもできる
- 家具やロールカーテンで代用できる
ドアは、空間と空間を区切るものです。絶対的に必要な、寝室やトイレ、お風呂、玄関などは別として本当にドアで区切った方が良い場所は意外と少ないものです。では、ドアをつけなくて良い場所とは。ダイニング、リビング、収納、洗面所、書斎。この中でもしドアをつけなくても良い場所があるのならつけないほうが、空間に一体感が生まれてお部屋が広く感じます。もし、後々隠したいと感じるようになった場所には、ロールカーテンや家具で仕切りを入れてみると良いでしょう。実は、ドアを減らすことでコストダウンにもつながるのです。ドアを1枚つけるだけで30,000円くらいはかかるのです。仮に数箇所のドアをなくした場合、大幅なコストダウンも出来ます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。少しの工夫をするだけで、お家は広く感じることが出来るのです。もし、面積の大きさが理由であなたの希望の間取りを諦めているのなら、一度、階段・窓・ドアについて見直してみてはいかがでしょうか。そして、広くなった空間を生かしてよりあなたの希望に近いお家作りを実現してみてください。
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