新築一戸建ての計画をしていると、ある段階で照明の設置について話が出てきます。その時に、「ダウンライト」という言葉が登場します。
という訳で、ここでは実際にダウンライトの写真を混ぜながらご紹介してまいりたいと思います。
ダウンライトって何?
ダウンライトは天井に直付け
このダウンライトというのは、建物の天井に埋め込んで設置される照明のことです。具体的にはこちらの写真のようなものです。
きっとどこかで一度は目にされていらっしゃると思います。蛍光灯や引っ掛けシーリングが多かった日本の住宅事情ですが、ダウンライトを設置すると凹凸が減ってすっきりとした空間を演出することが出来ます。
ダウンライトに照らされた部屋
ダウンライトは、上の写真のようにカーブを描くようにして光ります。カーブより上が影のように見え、カーブより下が明るくみえます。
ダウンライトは部屋全体より、スポットを照らす方が得意です。
ダウンライトの光の種類
住宅用に使われるダウンライトには、主に3種類の明るさが選択として挙げられます。
- 昼光色: 蛍光灯のような青白い色。オフィスや学校で使われています。
- 温白色: 太陽の光の色
- 電球色: 従来の白熱電球の色
ダウンライトの色のえらび方
- photo by twinkle
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- 写真引用元:https://www.koizumi-lt.co.jp/
電球色は、照明メーカーのコイズミさんのHPよりお借りしました。
今となっては、こんな感じで分かるります。しかし、マイホームの打ち合わせをしているころは各色の違いが分かりませんでした。
- どの色がよいか分からない場合: 温白色
- しっかり見たい対象がある場合: 昼光色
- リラックスしたい場合: 電球色
とすると良いということです。実際に、家が建ってからでないと空間のイメージは分かりません。ですが、
昼光色
- キッチン:食品の鮮度をしっかり見極めたい
- 洗面所:ムラのない綺麗な化粧乗りを目指す忙しい朝
- ウォークインクローゼット:服の色合いや素材をチェックしたい
温白色
- リビング&ダイニング:和気あいあいと家族でごはんを食べたい
- 玄関・階段・廊下:家に帰宅してから部屋に入るまで適度な明るさがあるようにしたい
電球色
- 寝室:とにかくリラックスしたい
ダウンライトをつけなかった場所
ここまでダウンライトについて書いてきたのですが、実はダウンライトをつけなかった場所もあります。
子供部屋
子供は成長して進学・進級するにつれて机に向かう時間が増えますよね。そこで、ただ1つの明るさだけでは対応しきれません。
我が家では、
- 調光リモコンがついたシーリングライト
- デスクライト
を併用することにしました。
ダウンライトと他の照明のコスパ比較
ダウンライトは、天井に埋め込むタイプと自分で電球を交換できるタイプがあります。埋め込み型ですと、交換する時には専門の業者さんにお願いする必要があります。しかし、LEDのライトなので寿命は10年ほどです。
シーリングの場合は、自分で交換出来るので交換時は実費代のみです。それぞれ、おおよその値段を載せておきますね。設置の際のご参考にしていただけたら幸いです。
- 自分で交換可能なダウンライト: 初期コスト20,000円
- 一体型ダウンライト: 初期コスト3,500円 交換時6,000円
- シーリング用の穴の設置初期コスト: 7,000円
まとめ
ダウンライトを中心に住宅の照明について実体験を書いてみました。ダウンライト特有の持ち味をうまく生かせば、目に優しくより快適な毎日を過ごすことが出来ます。大切なことは、照明を決定する前に必ずショールーム等で明るさや色を確認することです。毎日使うものなので、自分の感覚に適したものを選ぶのが本当に大切です!少々面倒かもしれませんが、是非実物をチェックした上で素敵な照明計画を実現してくださいね。