こんにちは。
お家を建てる時期はいつが良いと思いますか?出来れば、雨に降られないで部材の乾燥が保たれた状態で建てらるたらいいですよね。
木材が雨で濡れて腐食したりしたらと心配になった一人です。
ですから、建てる前に何度もどうやって雨を凌ぐのか業者さんに質問しました。今思えば、うるさい客だったかもしれませんが笑。
書籍を読んだり、実際に現場にも見学に行って戸建建築の雨対策について学んできたのでこの記事にまとめてみたいと思います。
雨の対策をしている請負会社か見極める
あなたの発注する請負会社がちゃんと雨対策をしてくれているか、見分ける方法があります。その会社が請け負っている他の現場を雨の日に見れば良いのです。きちんとブルーシートなどで養生していれば問題ありません。一方で
- ブルーシートを何日も放置して水たまりが出来るくらいになっている
- 養生しないで現場がむき出しになって雨に打たれている
- 竣工時(完成時)に基礎にヒビが入っていたり、カビている
という場合は考えものです。
床材が水分を含みすぎてしなって凹凸が生まれてしまうと後々床材を乗せた後に支障が出てきてしまいます。床材の上を歩いて穴が開いたり、床がキュッと鳴りやすくなります。
特に、床材を付けたりした後、基礎は外気に触れにくくなります。そのため、しっかり乾燥させてからでないと基礎が湿気ってしまいカビたりヒビ割れたりする原因になってしまうのです。
どうしても避けられない雨期の場合
とはいえ、近年は春が短くて梅雨と夏が長かったり。秋が短くて冬が長かったりと天候を読み辛い状況にありますよね。そのため、雨の少ない時期になるべく工事を終えてもらいたくても難しいです。では、どうしたらうまく雨期を凌げるのでしょうか。
十分な人員を確保できる業者に発注する
一つ言えるのが、
雨期対策をきちんと出来る(養生をしっかり出来ている)業者に発注すれば良いということです。
2019年の消費税率アップ前や2020年東京オリンピックの競技場建設のタイミングのため、我が家の建築時は作業員の確保が難しいと言われました。そこで、いくつかの業者の実情をヒアリングして、一番作業員を多く確保してくれるところに発注しました。なぜこうしたかと言うと、作業員が多い方がより養生にまで手が回りやすいからです。
実際にこの点は良かったと思います。雨の時はしっかり養生し、晴れて乾燥した時は効率よく上棟てもらえたのでスケジュール感もバッチリ対応してもらえたと思います。
施主の現場チェック
実は地道なようですが、施主がなるべく毎日現場を見に行くことも大切です。確かに素人が建築現場を見て何の役に立つのだろうと思われるかもしれません。しかし毎日チェックに行くような細かい性格の施主であればもし何か建築上トラブルが生じた場合、色々と文句を言われて面倒なことになりそうですよね。それが請負業者に緊張感を持たせることになって良いのです。緊張感をもってすればまず手抜き工事をしようとは思わないでしょう。バカバカしいと思われがちですが、できれば現場で建築業者の人が施工中にチェックしに行くのが自分の家の安全性を守る面でも重要なのです。
雨からマイホームを守るために
何事もそうかと思われますが、面倒なことを怠らずにすることが大切です。マイホームを建てるうえでも、十分な人員を確保してきちんとした雨対策をしている業者かどうか現場をチェックするのが実はマイホームを建てる上で一番重要なのです。めんどくさいなぁと思われるかもしれませんが(私の夫もそうでした)、頑丈で安全な基礎を作り手抜き工事を防ぐためにも是非現場に足を運んでみて下さい。きっとその行動があなたのマイホームの安全性を守ってくれるはずです。