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バルコニ-は本当に必要?コストから考えてみました。

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新築戸建てを計画する際、業者から見積もりを出されてどっきりしたことありませんか。なかなか予算内に収めるのは難しいものですよね。

私もそうでした。せっかく長く住むマイホームを建てるのですから、自分の希望を出来る限り盛り込んだお家にしたいですよね。だからあれもこれもと要望を出していると見積書に数字上乗せされていきますよね。でも、実は予算に近づけるために、一つとても近い選択肢があるのです。

業者が利益を取りやすい場所さえ分かっていれば、その部分を削ってもらうだけでぐーんとお安くしてもらうポイントがあるのです。

では早速そのポイントについてご説明してまいりますね。

バルコニーはお金がかかる

実は、コストがかかるのがバルコニーなのです。例えば、四角い家 を建てるとしたら、バルコニーは外にぼこっと飛び出している部分になりますよね。そのバルコニーは、何で出来ているかといえば、木材や支柱、コンクリートなど人の体重がかかっても折れてしまわない強度を保つ資材を使っています。人を乗せるのですから、命にかかわります。ということは、当然低コストでバルコニーを作ることは出来ません。逆を言えば、バルコニーを1つ作るとおよそ35万円くらいかかるのです。もし、あなたがご覧になっている図面や見積書にバルコニーがたくさん載っているとするならば、まずそのバルコニーは本当に必要かどうか検討した方がよいでしょう。では、つづいてバルコニーを削った場合の代替策をご紹介していきます。

インナーバルコニー

インナーバルコニーという言葉をご存知ですか。これは、よく分譲マンションなどの集合住宅で見かけるのですが、四角形の角に小さい四角をくりぬいて、そこをバルコニーとしてしまう方法です。見た目にもお洒落でモダンスタイルの家や設計事務所が手がける建物でもよく採用されています。くり抜いた分部屋の面積は狭くなりますが、窓からの採光が大きく取れますし、外部と内部の一体感もあります。もし機会があれば、お家見学会や展示場で実物をご覧になってみるとよりイメージがわきやすくなると思います。

 

バルコニー数を減らす方法

お家の中でバル コニーが一番重要となる場所はどこでしょうか。答えは、洗濯物を干す場所、布団を干す場所です。幹線道路沿い等を除いて、ほとんどの方は洗濯物を外に干しますよね。部屋干しをするとどうしても生乾きくさくなってしまいます。それから、布団も太陽の光に当てたほうがふんわりと膨らみます。布団乾燥機などを活用する方法もありますが。そこで、洗濯物と布団を干すためのバルコニーだけ残し、他のバルコニーは出来るだけ省くというのもコストダウンの秘訣です。とは言え、家の外の空気を味わいたいというときだってありますよね。そういう場合は、窓を大きめにしたり、出窓をつけることでより外気を取り込みやすくなります。

 

バルコニーのメンテナンスは難題

バルコニーのデメリットもあるのです。バルコニーは外に面していますから直に雨がふりつけます。なので、防水対策をしておかないと家の中に水が入ってきたり、バルコニー自体が痛みやすくなってしまいます。お家を建てたあと、10年後や20年後の修繕の時の修繕対象になりますので、後々のランニングコストも考慮しておく必要があります。これを考えるとむやみやたらにバルコニーをつけるのではなく、必要な分にする方が良いかもしれません。

まとめ

いかがでしたでしょうか。バルコニーについて一度じっくり考えてみるだけで、お家計画のコストがだいぶ変わってくるのではないでしょうか。長く住むマイホームですから、あなたが一番快適に感じられるようにしたいですよね。本当に譲れない箇所にはお金をかけ、ほかの方法で代用できる部分には少しコストダウンさせてみるのも一つの手です。メリハリを付けて、予算に近付けながら満足出来るお家作りが実現出来るといいですね。